本学附属図書館では、Clarivate/Ex Libris社が提供するライブラリーサービスプラットフォームAlma/PrimoVEを導入していますが、資料検索サービスであるPrimoVEにChatGPTを用いた検索サービス(ベータ版)の利用が可能になりました。
ご利用の際には、以下の手順により検索することができます。また、本サービスは2025年5月に正式リリースとなる予定です。
1. 概要
Primo Research Assistantは、時間のかかるタスクを効率化するために設計されたジェネレーティブAI搭載ツールです。これにより、ユーザーは自然言語で学術コンテンツをクエリでき、ライブラリの幅を利用して、質問に答えるのに役立つ5つの記事を特定できます。このツールは、各記事の説明/要約から最も適切な情報を抽出して、ソースへのインライン参照を含むレスポンスの概要を作成し、各ソースがレスポンスにどのように貢献したかの透明性を提供します。概要の下には、これらのソースと追加のソースが、主題をさらに調査し、ツールの応答を確認するために使用できます。
2. 検索までの手順
①My Libraryにログイン
図書館ウェブサイト(https://www.lib.uec.ac.jp/)のMy Library>ログイン方法を選択から「UEC統合認証ログイン」>UECアカウントを用いてログインしてください。

②ログイン後のヘッダーメニューの中から、「GEN.AI.SEARCH」をクリックすると新しい検索インターフェースが表示されます。
3. 検索対象となっているリソース
- Clarivate/Ex Libris社が提供する電子ジャーナル・電子ブックのメタデータおよびアブストラクト
- 本学が契約・購入しているコンテンツ、及びオープンセスのコンテンツ(オンラインで全世界に公開されている資料)は、下記の事例の通り「PDFダウンロード」「全文オンライン」等のアイコンが表示され、リンクからコンテンツ本文にアクセスが可能です。契約対象外・未購入の資料、冊子で資料を持つタイトルなどもありますので、資料を探す際には図書館の検索サービスでのご確認をお勧めします。
- 2025年5月の正式リリースまでに変更が発生する可能性があります。詳細が分かりましたら、本ページに追記します。
4.(検索例)人工知能を教育に利用する事例を紹介して。

出典に表示されている資料の内、「PDFダウンロード」「全文オンライン」と表示があるものは、本学で契約しているコンテンツとなりアクセスが可能です。
本学の契約対象外の資料がヒットすることがあります。研究等で必要な場合には図書館ないしは指導教員の先生にご相談ください。

大規模言語モデル(LLM)の使用、プライバシーとデータ保護
- 大規模言語モデル(LLM)の使用
- クラリベイトのツールは、LLMを使用してお客様の入力を処理し、クラリベイトのライセンスコンテンツを使用してリアルタイムの応答を実現します。お客様の入力もライセンスされたコンテンツも、大規模言語モデルによって保存されることも、即時対話セッション以外の目的で使用されることもありません。クラリベイトは、お客様のデータを直接的または間接的にLLMのトレーニングに使用することはありません。
- サービスで使用されているLLM:OpenAI GPT--4o mini
- プライバシーとデータ保護
- お客様のデータは、その完全性と機密性を維持するために安全に保護および処理されます。当社は、適用されるデータプライバシーポリシーおよび規制を厳守し、お客様の個人データおよび情報の安全な取り扱いを確保します。ClarivateのジェネレーティブAIツールは安全な環境で動作し、当社のプライバシーポリシーで許可されている場合、またはお客様の明示的な同意がある場合を除き、お客様のデータを第三者と共有することはありません。
- https://clarivate.com/ai/academia/policy/