IEEE Authorship Workshop 2017を実施しました

 電気通信大学では、附属図書館内に構築された新学修スペース「Ambient Intelligence Agora」において、6月1日にIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、米国電気電子学会)よりClient Services DirectorのRachel Berrington氏を講師としてお招きし「IEEE Authorship Workshop」を実施しました。当日は、本学の教職員・院生・留学生を中心に、38名の参加がありました。

 ワークショップでは、IEEEのジャーナル・トランザクションなどに論文を執筆する研究者・学生を対象に、IEEEに論文を執筆する際に注意すべきポイントを具体的な事例を交えながらIEEEに発表するメリット・論文の書き方・編集者が査読でチェックするポイント・投稿倫理・最適なタイトルの付け方などを説明し、あわせて丸善雄松堂社員による同時通訳も行われました。

 ワークショップの後半には、講師と参加者による活発な質疑応答が行われました。ジャーナル・トランザクションの投稿から出版までのタイムラグはどれくらいか等の具体的な質問が数多く聞かれたほか、参加者からは論文の構成についての説明が大変役に立ったなど感想が聞かれ、内容の充実したワークショップになりました。

ワークショップの様子