図書の貸出履歴を用いた研究の実施期間延長について

令和6年5月20日

図書の貸出履歴を用いた研究の実施期間延長について

国立大学法人 電気通信大学
附属図書館長

本学附属図書館で2018年4月から同年10月に告知した下記研究について,研究の実施期間を2021年3月31日までと告知しておりましたが,研究の継続に伴い,2028年3月31日(予定)まで延長いたしますのでお知らせします.

研究課題名 図書貸出履歴に基づいた図書・サービスの利用予測・評価に関する研究
研究代表者 岡本 一志(大学院情報理工学研究科 情報学専攻 准教授)
研究実施期間 2018年2月1日 ~ 2021年3月31日(予定) 2024年3月31日(予定) 2028年3月31日(予定)
研究目的 当該研究では,貸出履歴を活用した図書の貸出に関する予測モデルの構築法を開発し,それらの成果を,①図書の貸出傾向の分析と図書館サービスへのフィードバック,②図書館サービスが貸出に与える影響の評価,③図書推薦システムの開発に応用する.
提供対象となる貸出履歴データ 期間:2015年4月1日〜2018年3月31日までに本学附属図書館で貸出された図書の貸出履歴
貸出時の身分:学部生,学域生,大学院生
貸出履歴データに含まれる項目 利用者情報:匿名化ID(利用者を区別するためのユニークな文字列),入学年度,所属(学類,学科等),身分(学部生,院生等)
貸出情報:貸出年月日,返却予定年月日,返却年月日,貸出状態(貸出中,返却済等)
資料情報:資料ID,書誌ID,資料名,所在,請求記号,著者名,和洋区別(和書・和雑誌,洋書・洋雑誌,視聴覚等),出版社名,刊年,形態(ページ数, 長辺のサイズ等),ISBN,NCIDなど
貸出履歴データの取り扱い
  • 当該研究者への貸出履歴データの提供においては氏名や学籍番号等の個人を直接特定できる情報は本学附属図書館で削除いたします(研究者がこれらの個人情報に触れることは決してありません).
  • 研究成果は学術論文や学会発表等での公表を予定していますが,その際も提供されたデータそのものを記載することは行いません.
  • 提供されたデータは研究実施期間終了後に削除します.研究実施期間は倫理審査委員会への申請を経て延長・期間内終了されることがあります.
備考 当該研究は,ヒトを対象とする研究に関する倫理審査(第17034号)を経て,電気通信大学長の承認のもとに実施されるものです.

 

オプトアウト申請者について
オプトアウト申請書を提出いただいた方のデータについては,除外した上で提供を行いました.
今回の研究実施期間延長に際し,提供したデータの範囲(期間,身分,項目など)に変更はございませんので,引き続き研究利用されることはございません.
なお,オプトアウトの申請受付期間は終了しておりますので新規での申請は受け付けかねます.ご了承下さい.

 

本件に関する連絡先
電気通信大学 学術情報課 学術情報サービス係